福祉体験 4年生
カテゴリ: 授業
〇6月1日(木)・2日(金)の2日間、4年生が、総合的な学習の一環として福祉体験の授業を行いました。
〇外部講師には、実際に視覚や肢体に障害のある方に来ていただきました。その方々からは、外出した際の移動の方法や日頃の苦労についてお話をうかがうことができました。
また、どのようなときに声をかけたり、手伝ったりしてもらうと嬉しいかについてもおうかがいすることもできました。子どもたちは、真剣な眼差しで、うなずきながら一生懸命にそのお話を聞いていました。
〇私が、印象的だったのは、外部講師の皆さんが、すごく前向きに物事を考えているということです。障害は確かに不便なこともあるけれど、「これできないからだめだ。」とはじめからあきらめるのではなく、「どうしたらできるだろうか」と考え、どうしてもだめだったら、周りの人に助けてもらえば大丈夫!だから、どんどんいろんなことにチャレンジしようと思っています。とおっしゃっていたのを聞いて、私自身、なんだかすごく元気をいただきました。
〇その後、一クラスずつ、実際に装具等を使って、障害をもつ方の立場になって体験をしてみました。
「車いすに乗車して、移動する。」「アイマスクをして、白杖を使って、段差を歩く。」「おもりやサポーターを着用して階段を上り下りをする。」という3つの体験をしましたが、子どもたちは、想像していた以上の苦労があったようで、外部講師の方々のすごさをあらためて感じていました。
校 長 持 木 信 治
- 2023年06月02日 18:35