調理実習 5年

 本日は、5年生が家庭科の学習で調理実習を行っていました。「ゆで野菜サラダ」を作っていました。キャベツ、ブロッコリー、人参を茹でて、盛り付けした後、ドレッシングも手作りで作っていました。

 コロナ禍では、グループで協力して調理実習というのは、なかなかできませんでしたので、久々にグループのみんなで協力しての実習でした。

 

 作業の様子をしばらく見ていましたが、個性が出ていて面白かったです。

・日頃から家でやっているのか、手際よく野菜を切るAさん、包丁の使い方、リズムの良い切り方、なかなか見事でした。調理しながら、手の空いている友達に、洗い物をお願いするあたり、「これは、家でもやっているな」と感じました。

・その一方で、慎重派、一つ一つの作業で、事前に学習した手順表を見て、じっくり確実に進めていくBさん、ドレッシングを作る際にも大さじ、小さじのぎりぎりまで入れてきっちりと量って作っていました。食器を洗う際も非常に丁寧に行っていました。

・慣れている子、慣れていない子、それぞれでしたが、一人ひとり、自分の役割をしっかりと行っていました。その光景を見て、グループで作業する良さをあらためて感じました。慣れている子は、日頃の成果を発揮しながらも、慣れていない子にアドバイスしたり声をかけたりしていました。また、慣れていない子は、そのアドバイスを素直に聞きながらも、事前に学習したことをしっかりと思い出して一生懸命作業していました。今回の実習を機に、家でもやってみようかなと感じてくれたことでしょう。経験値は違っても、「みんなで協力して美味しく作ろう。」と心は一つでした。

・調理後は、グループごとに試食していました。「ちょっと人参が固いな」とか「ドレッシングが薄いな」という声も聞こえましたが、最終的には、「野菜の味がしっかりとして美味しいな」と笑顔で満足気に食していました。

 

                校 長  持 木  信 治

  • 2023年06月05日 17:23

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