未来くるワーク体験

〇今週、火曜日から本日までの3日間、白幡中の2年生11名が、未来くるワーク体験で本校に来ていました。

 

〇未来くるワーク体験とは、キャリア教育の一つで、いわゆる職場体験です。

さいたま市立の全中学校で実施されています。

 

〇ねらいは、

「職場での体験を通して、望ましい勤労観や職業観をはぐくみ、働くことの意義や大切さを実感する。」です。

 

〇ここでいう職場とは、学校だけでなく、保育園や幼稚園、公民館、コンビニをはじめとして、地域で協力してくれる企業等が対象になります。

 

〇今回11名には、主に1・2年生の教室に入って、学習支援を体験してもらいました。

 

〇はじめは、中学生、1・2年生ともに緊張気味でしたが、そこは、さすが1・2年生の子どもたちです。すぐに慣れ、「〇〇先生、一緒に遊ぼう」と中学生の手を引っ張り、校庭に遊びに連れて行っていました。

 

〇教室でも、1・2年生の子どもたちは、中学生に「〇〇先生、できました。」「〇〇先生、ここわからない。」と声をかけ、丸付けをしてもらったり、質問したりしていました。

 

〇中学生も「〇〇先生」と呼ばれて、はじめは、照れくさそうにしていましたが、一人ひとりにやさしく丁寧に対応していました。

 

〇実習の終わりの会で、中学生に感想を聞くと

　「子どもたちと一緒に勉強したり、遊んだりして楽しかったです。」

　「仕事の楽しさだけでなく、大変さも実感しました。」

　「子どもたちが、とてもかわいくて、疲れたけどすごく楽しい3日間でした。」

と話していました。また、他にも教員という職業の責任の重さを実感したとも話していました。

 

〇将来、この中から学校現場で働く生徒さんが、何名いるかわかりませんが、社会に出て働くことの大変さ、大切さを実感できた3日間になったようです。

 

　　　校　長　　　持　木　　信　治