あれども見えずが・・・ 4年 音楽

・昨日、4年生の音楽の授業を参観する機会がありました。

 

・ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲の「アラホーンパイプ」を題材に、鑑賞の授業を行っていました。

・曲を聴き、聴き取った楽器の音色の変化に合わせて動いたり、音色や呼びかけとこたえ、音の重なり、旋律、反復などを聴き取ったりすることを通して、楽曲の良さや美しさを味わうことが目標でした。

 

・子どもたちは、途中、トランペットとホルンが出てくる旋律を聴き、トランペットの音が聴こえて来たら右手、ホルンの音が聴こえて来たら左手を挙げるという活動を通して、どの子も、きちんと聴き分けられるようになっていきました。

 

・その後、授業者の川内先生が、発問したり、必要な資料を提示したりすることによって、子どもたちは、使われている楽器の音色の違いや音の重なり、旋律、反復といった表現の工夫について気づいていきました。

・また、それによって感じ方が変わることについて考え、友だちと意見交流をさせていました。

 

・はじめは、同じように聴こえていた曲が、川内先生とのやりとりによって、さまざまな工夫されていること気づけるようになり、最後は、曲の感じ方について、自分の考えをもてるようになりました。まさに、「あれども見えず」から「見えるようになる」学習活動を伴った授業でした。

 

   校 長   持 木  信 治 

  • 2023年12月07日 13:21

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