PISA結果を受けて
カテゴリ: 学校生活
・経済協力開発機構(OECD)による81か国・地域の15歳を対象に実施した学習到達度調査(PISA)の結果が出て、日本は、前回18年調査から、大幅に順位が上がったと公表されました。
・この要因の主なものについて、文部科学省は、
「話し合いの授業を求める新しい学習指導要領で授業改善が進んだこと」
「学校のデジタル環境整備により、生徒がパソコン形式の出題に慣れたこと」を挙げました。
・浦和別所小の授業においても、この話し合い、つまり対話的な学習の場面や児童がパソコンを使っている授業が、当たり前のように行われています。
・とくに、対話的な学習場面は、脱コロナの今年になって、さらに増えてきたように感じています。
・小学校からのこうした学習の積み重ねが、今後の調査対象になった際に、大いに発揮されるのではないかと期待してしまいます。
・ただ、ここで、忘れてはいけないのは、あくまでも「話し合い」は、授業形態の一つであること、デジタル環境は、ツールの一つであるということです。
・なぜ、「話し合いをさせるのか」「パソコンを使うのか」といった、その目的をしっかり理解したうえでその活動をさせていくことが大切であると考えています。
・また、話し合いを行うために、児童一人ひとりが、確実に意見をもてるようにすること、パソコンを使わせるためには、必要なスキルを身につけさせることといった、当たり前のことにもきちんと目を向けていくことが大切であると捉え、本校は、教育活動を行っていきたいとも考えています。引き続き、ご理解、ご協力をお願いいたします。
校 長 持 木 信 治
- 2023年12月06日 17:35